近年「アロマセラピー」や「アロマ」という言葉は大変浸透しており、話題に出るだけで「香りの・・・」と誰もが思いつくものとなりました。

TVをつければ、「アロマの香りの・・・」と謳い文句の入浴剤や、柔軟剤などのCMを目にしない日はありません。

これだけ名称は広まっているにも関わらず、ではどういった療法でありどのように心身にいいのか、ということについては、直接肌に触れるトリートメントのアプローチ以外知られていないことの方が多いのではないでしょうか。

今現在、私の活動内容としては、自宅敷地内でアロマコーディネーター養成講座や1日講座を行っております。この活動を通し、想像以上に香りを嗅ぐだけでご自身のことをよく話される方もいらっしゃることがわかりました。お話を沢山された後は、いらした時よりも明るく朗らかな表情を浮かべるなど、そんな姿を見ると、香りがオープンマインドにしてくれたのだな、と改めて香りの秘めた力を再確認することがあります。この点については、先に挙げた市販の商品にない良さだと実感しています。

また、これに加え、祖父母の介護での経験を活かし、家族へのケアやまた関わる方ご自身のセルフケアの重要性を訴えていきたいと思います。ご自身の置かれた複雑な環境から医療などに頼ることが出来ずに、一人思い悩まれる方もいらっしゃると思います。そのような方にこそ、アロマセラピーは是非生活に取り入れて頂きたいですし、自分自身を見失わず、家族やその周辺の方との関係性を円滑に出来るようなケアの方法を提供出来るよう、日々努力していきたいと思います。