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精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花や葉、茎、実、樹皮などから抽出されるピュア100%の芳香性の揮発成
分です。主に、水蒸気蒸留法、圧搾法などで抽出されます。精油は植物から大変な手間暇をかけ抽出された自然の
恵です。
例えば、ラベンダーは1本の精油(約10ml)を抽出するのに約200本の花穂が必要で、バラはトラック一台分のバラ
の花が必要となります。精油と付き合う前にできるだけ信頼できるメーカーの精油を使用しましょう。
化学合成されたオイル(フレグランスオイルやポプリオイルなど)は精油とは呼びません。精油はとても濃度の高
い原液です。原液のままだと香りもかなりきつく感じるでしょうが、使用するときは1%〜2%の希釈率で使用する
ことが多く、原液の時とかなり香りの感じも違います。
精油の保存期間は冷暗所に保存し約1年、柑橘系のものは約半年を目安としましょう。価格は精油の種類によりさま
ざまで、中にはとても高価な精油もあります。
精油の原液は直接肌に付けないで下さい。原液のまま肌に付けても安全な精油はラベンダーとティーツリーのみで
すが、粘膜への塗布は止めましょう。
アレルギー体質や敏感肌、妊娠中、病中の方などは注意が必要です。体質的に心配な方はアレルギーテストをし、
反応の出た精油の使用は控えます。
精油は薬ではありません。ある症状に対し効果が期待できたとしても、苦手な香りをがまんしてまで使用すること
は避けましょう。
では、なぜ植物達は精油の成分を持っているのでしょうか?ほんの最近まで植物学者たちの間でも精油は植物の老
廃物であるという考え方が主流でした。アロマセラピーが研究され始めてから様々なことが分かってきました。 |
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多くの植物は、蜂や蝶などの昆虫の助けによって受粉します。精油はそういった昆虫たちを引き寄せる役割もあり
ます。
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一部の植物は、植物自身に害を及ぼす昆虫を寄せ付けないために、害虫の苦手な匂いの精油分を放出しています。
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細菌やカビ、ウィルスなどから身を守るために精油の成分で闘っています。
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大きな樹の樹皮から溢れている樹脂や樹液は、いつのまにかその樹についた傷を治します。精油の成分には植物の
傷を癒す効果もあるのです。
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植物は、殺菌効果がある精油を放出しても、病気に負けて枯れてしまうこともあります。1本の植物がウィルスや病
気に侵されかけたとき、その植物は周りの植物達に危険を知らせるために特別な精油分を放出するといわれていま
す。
その植物は枯れてしまうのですが、周りの植物は危険を知り、病気に侵されないように精油分を放出するといわれ
ています。
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